ARIA The AVVENIRE
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」
お題で最初に思いついたのが「美の国 日本」展だったのですが、、、
すでに記事にしているので今回は「今年見に行ってよかった映画」について書きたいと思います。
私が見に行ってよかったと思っている映画は「ARIA The AVVENIRE」です。
東京や大阪に遅れること1ヶ月...私の地元でも公開が始まりました。
最近は劇場版アニメを扱う劇場が増えてきて嬉しい限りです。
この作品は3つの物語から成り立っているので各話に分けて感想を書きます。
ネタバレもあるので注意です。
その 逢いたかったあなたに...
劇場で公開されていますが、OVA3本なので各話ごとにOPがあります。
この話のOPは1期のOPである「ウンディーネ」になります。
私は劇場のスクリーンで「ウンディーネ」が流れるところで既に泣いてしまいました。
なんなんでしょうね、10年以上追い続けたバンドのライブにやっと行けたときも1曲目で泣いたものです。
アテナさんの声を担当している声優さん・歌い手さんがともに亡くなっていることもあり、どうなるのか気になっていましたが無難にまとまっていたと思います。
それはそれで、悲しくもあるのですが。
その 暖かなさよならは...
練習中にケット・シーのような影を目撃したアイちゃん。
その影を追った先であずさとアーニャに出逢い友達になります。
2人が姫屋の新社長候補の猫を探しているというので、姫社長は亡くなったものかと...。
しかし、次の話で姫社長も出てきたので安心しました。
あずさとアーニャとの出会いについて嬉しそうに語るアイちゃんを見ながら、灯里もケット・シーとの最後の出逢いを思い出します。
ARIA 11巻 P.98-99
スクリーンで見る回想シーンはとにかく壮大でした。
空とケット・シーの大きさを感じました。
このシーンは絶対大きな画面で見たいですね。
その 遥かなる未来へ...
アイちゃん・あずさ・アーニャがパーティーを開き、グランマをはじめとしたメンバーが一同に会します。
3人がパーティーを企画して用意する姿は、灯里たち3人がレデントーレの修行をしたときと重なりました。
アリシアと灯里・灯里とアイちゃんの姿を重ねるシーンがありますが、世代を超えて受け継がれていくんですね。
アリシアさんの回想シーンで灯里との出逢いがありました。
グランマの引退後、ようやく後輩を育てることを決意したアリシアさん。
実技や面接を行い決めると意気込んで用意を始めます。
そこで店先に求人の告知を置いた直後、灯里から連絡が。
遠く離れた地球に住む灯里はもちろん告知は見ていません。(ARIAの舞台はテラフォーミングされた火星なのです。)
偶然でしたが、アリシアは灯里と共に歩むことを決めます。
この偶然がなかったら、物語は始まっておらず、アリシアさんが灯里と過ごした愛おしい日々もなかったんですね。
すべての奇跡は、ここからはじまっていたのだと思います。
そんなことを言うと...
ARIA 7巻 P.32
と言われてしまいそうですが。
「その 遥かなる未来へ...」の序盤から、もう終わるのだと思うと涙腺が緩み始め...アリシアさんの回想で完全に涙腺は崩壊してしまった。
ARIAとしての展開はこの作品が最後だと思うと、やはり寂しいです。
でも、ARIAって終わり方がよくて「未来への希望」みたいなものを感じさせてくれるんですよね。
今回もアイちゃんたち3人が出てきたことで「未来への希望」を感じた。
3人なら、先輩たちに負けないような素敵なプリマ・ウンディーネになってくれるんじゃないかな。
読みきりでいいから、アイちゃんたちのお話も読みたいな。
おまけ
入場者プレゼントの色紙はARIA COMPANYでした。
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